ベニテングタケ

Amanita muscaria





おとぎばなしの挿絵のモデルになっているこのキノコは

勿論、毒キノコ。

有名なのはそれだけではない。

一時期、合法的ドラッグとして一部の雑誌などに紹介されていた。

このキノコに含まれるイボテン酸はグルタミン酸ナトリウムの

数倍の旨みを持つ毒成分だ。

イボテン酸の5倍以上強く中枢神経に作用する、ムッシモールも含んでいる。

こんな事を書くと、

「おいしく食べて、別世界の気分が味わえる」と思うかもしれない。

しかし、毒は毒である。

食べて気分を悪くしたり、肝臓を壊す可能性の方が大きい。

美しいキノコだから、見て楽しむにとどめたい。



動画は You Tube からもご覧いただけます。

http://jp.youtube.com/watch?v=rvQnzpueJRE


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