トドノネオオワタムシ

Prociphilus oriens



北海道では、雪虫の名で親しまれている。

初雪の訪れを告げる使者。

この虫が現れると、必ず近いうちに初雪が降る。

その正体は、アブラムシの一種。

雪虫はトドマツで育って、ヤチダモに卵を産む。

春になって卵からかえった幼虫はそこで育って、増える。

7月になると羽のあるメスがトドマツに卵を産む。

トドマツで育った成虫だけがワタを着け、雪虫となるのだ。

こんな事を解明した研究者も凄いと思う。



トドノネオオワタムシ
横から見た写真



トドノネオオワタムシ
上から見た写真


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