明治時代に飲料水を確保する目的で作られた池。昭和46年からはタダの人工池になった。周囲には木道が施されており、あたかも自然を大切にするかのような演出がなされている。駐車場から歩いて水源池にたどり着くと、給水塔の近くにカモが泳いでいた。「君たち、おいしそうだね」と声を掛けて近寄るとカモ達が寄ってきた。本当の自然ではない。餌付けされていないカモは、すーっと人から遠ざかるものだ。いたる所に巣箱が掛けられている。エサ台が置かれていて、ヒヨドリが来る。これらは全て人が演出したものだ。池を含めて全てが作り物だ。子供たちはこれを自然と勘違いしながら育っていくのだろうか。
右端に給水塔が見える
給水塔の右側に凍っていないところがあって、そこにカモが泳いでいた