ていねやま
手稲山
標高1023.7mの山。頂上には数多くのアンテナが立っている。標高576mにロープウェイの山麓駅があり、そこまでは車で行ける。標高1000mまでロープウェイで登り、そこから山頂まで徒歩となる。全く汗をかかずに1000m級の山頂にたどり着けるのだ。帰りはロープウェイを使っても良いし、登山道を降りても良い。山頂からは小天狗岳や定山渓天狗岳、烏帽子岳などが見える。登山道から藻岩山や円山が割りと近くに見える。このような景色を老若男女を問わずに満喫できることは素晴らしいことだ。冬には広大なスキー場になる。20数年前、よくこの山に来て滑ったものだ。ロープウェイ直下は急勾配で足試しに格好の場所であった。(滑走禁止です、古い話なので・・・) 手稲山ロープウェイは1970年に冬季オリンピックの選手や観客を運ぶために造られ、現在に至っている。途中に支柱が無いので、減速することなく、短時間で山頂にたどり着くことができる。札幌市公園緑化協会が運営する。その手稲山ロープウェイが、老朽化のため2003年3月23日で運行を終了することになった。とても残念なことだ。貴重なオリンピック記念施設でもある、手稲山ロープウェイを遺してほしい。