9月下旬、広葉樹林を歩いていると、
チョウジチチタケが群生していた。
ヒダを傷つけると、白い乳液が出るが、クリーム色に変わる。
一番特徴的なのは、乾くと甘いような独特の匂いがすること。
この匂いが名の由来らしい。
チョウジ(丁子)はクローブのことだ。
試しに料理用のクローブ粉末と匂いを比べてみたが、
チョウジチチタケの方が滑らかな香りだった。