すぐに、ハナビラタケだとわかった。
ラクヨウ(ハナイグチ)と違って、
ハナビラタケを目当てに林を歩く人はいない。
探したところで見つかるものでは無いからだ。
偶然、みつけるものだ。
大きなハナビラタケが捨ててあるのを二回ほど見たことがある。
採っては試たものの、なんだか解らないし、大きいので捨てたのであろう。
捨てるくらいなら、最初から採らないでそっとしておいて欲しい。
別名、マツマイタケ。
マイタケのような味や香りはない。
歯切れのよさと、偶然巡り合った幸せを楽しむキノコ。