ヒトリシズカ

Chloranthus japonicus



この植物の名付け親は、奥ゆかしい人に違いない。

もしも、この植物の名がシロフデグサであったら、

こんなに有名にはならなかったであろう。

1719年の広益地錦抄には、

「3、4寸の小草なるがあひらしく鉢にうへてながめ……」

とあり、昔から鑑賞の対象とされていたようだ。

あまり派手な植物ではない。

日本的な美意識の対象。


ヒトリシズカ
真上から見た



ヒトリシズカ
四枚の葉に包まれる



ヒトリシズカ
早春の花


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