やまみちを歩いていると、見たことのある花に出会った。
ミヤマオダマキだ。
園芸種のオダマキは、ミヤマオダマキを改良したものだ。
こんなに美しくて愛らしい花が
やまみちの真ん中で誰にも採られないで
咲いているのは素晴らしいことだ。
いったい何人の人に撮られたんだろう。
まるで、やまみちの美人モデルじゃないか。
名の由来の苧環は、麻を毛糸球のように丸く巻いたもので
ロープを巻いた輪のようなものではない。
花全体が丸いので、この名がついたようだ。